看護師の短時間勤務について

子育て中や家族の介護などがあり一般的な日勤さえ難しいという場合、短時間でもよいと求人を出している病院で看護師を続けるという方法もあります。3時間の勤務や6時間の勤務など募集の条件はそれぞれ違い、アルバイトやパートの雇用形態を取っている場合がほとんどです。最近では、扶養控除内の勤務を容認している病院も増えており、短時間勤務の看護師を確保することで、常勤の看護師の休憩時間の確保に充てるという考え方をしている場合もあります。研修等への参加義務はなくなりますが、看護師としての資格は活かせます。そんな中、注目され始めているのが短時間勤務の正職員です。以下の例を見てみましょう。

雇用形態 短時間正職員
給与 月給制
賞与・退職金 あり
勤務時間の制限 あり(週20時間など)
勤務曜日の制限 あり
社会保険の加入 義務

出典 ワークライフバランスを実現できる! 看護師さんの働きやすい病院より 多様な勤務形態の一つとして注目される短時間正職員制度

上記の内容を見るだけでも、非常勤より待遇がよいことがわかります。すでに、全国で2割の病院が導入していると紹介されており、今後都市圏に限らず地方への広がりも含めて期待したいところです。もし自宅近くに制度が導入されている病院や医療施設があれば、復職の際の参考に条件などをチェックしておくといいでしょう。条件が良ければ空きが少ないかもしれませんが、こういった制度が導入されつつあるということを知っておきましょう。利用しやすくなれば、潜在看護師の数は確実に減るのではないでしょうか。

育児短時間勤務制度について

小学4年生以下のお子さんをお持ちの方が、取得することが出来ます。
<制度のポイント>
・入職時より取得が可能。
・勤務時間は、8時30分から午後5時までの間の6時間以上(休憩時間1時間)。
・有給休暇を取得出来る。
・賞与・(夏・冬)支給がある。
・各種社会保険に加入出来る。

出典 医療法人協和会 採用情報より

短時間勤務というよりは、平日の昼間、子どもが帰るまでの時間を活かして働ける制度ではないでしょうか。こういった制度の広がりも期待したいところですね。短時間勤務は常勤の方に迷惑なのでは、と考える方もいるようですが、本当にそうであればこのような雇用形態の求人はまったく出ないことになります。病院側がきちんとしたサポート体制を整えた上で、常勤と短時間勤務の看護師とがうまく連携できるように考えているからこそ、その求人の数が増えて来ていると言えます。看護師の一定数確保のためにも、パートであっても勤務出来る看護師というのは貴重な存在です。今現在休職中の方も、復職を考える際にどういった勤務形態で復職するかには悩むところだと思います。多様化した働き方の中から、無理のない勤務形態を選べるといいですね。病院ごとにそれぞれ勤務する看護師が働きやすいような制度を設けているところもあります。勤務条件はひとつではないため、気になる情報はきちんとチェックして見逃さないようにしましょう。後でもっと条件のよい求人が同時期にあったということを知るのが一番悔しいですよね。そんなことがないように、くまなく見ておくことをおすすめします。

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